水俣病訴訟、和解協議へ 小沢環境相(産経新聞)

 水俣病未認定患者が国や県、加害企業のチッソを相手に賠償を求めている裁判について、小沢鋭仁環境相は12日の記者会見で、15日に患者団体「水俣病不知火患者会」(熊本県水俣市、約2600人)との和解協議に入ることを熊本地裁に伝えることを明らかにした。患者会が11日に集会を開き、和解協議に入ることを決定したことを受けた。

 熊本地裁での裁判の期日は22日に入っており、地裁の和解勧告が出るとみられている。環境省は水俣病被害者救済法に基づいた裁判を行っていない被害者への救済と、原告との間の和解内容を同じ水準で行う方針。5月1日の慰霊式までに救済をスタートさせたいとしている。

 救済をめぐっては、主な被害者5団体のうち3団体が救済法を受け入れ、2団体が国などに損害賠償を求めて争っている。

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